私は「値切ってくる案件」は基本的にお断りしています。
それは高慢だから―――いえいえ
儲け主義だから――――いえいえ
根本的に、やるべきことを見誤っているからです。
値切る=予算がない
ホームページを作る、もしくはリニューアルするときに値切る
それはつまり「お金の都合がつかない」状態です。
そういう状況で、本当にやるべきことはホームページ制作ではありません。
まずは「認知」と「集客」にお金を使うべきです。
ホームページを作っても集客は増えません
ホームページはあくまで受け皿です。
「探してくれた人が、最終的にたどり着く場所」
ホームページが行うのは訪問営業ではありません。
来客者の接客なんです。。
だから集客が増えるわけではありません。
これがわかってないと、こんなことに

サイトをリニューアルしたけど集客が増えない

予算をHPに使ったから宣伝ができない
・・・これは本末転倒です。
集客には、とにかく “宣伝”
検索される状況をつくるには、まず知ってもらうこと。
「認知」→「検索」→「訪問」
この流れがある以上、まずやるべきは広告や宣伝活動なのです。
では、コストを抑えて効果的に認知を広げるには?
地域密着ビジネスなら | 👉 Googleマップ広告、チラシ配布 |
専門性があるなら | 👉 YouTube広告、リスティング広告 |
BtoBなら | 👉 業界サイトでの広告出稿、セミナー開催 |
SNSはどうなのか?
SNS運用は「無料でできる宣伝」と思われがちです。
ただし、現実は甘くありません。
ほとんどの企業アカウントはまったく伸びません。
投稿しても「いいね0、フォロワー10人」
相互フォローで数だけ増やしても、実際は誰も見ていない
外部委託は? SNSコンサルは?
たしかに「いいね」「フォロワー」は増加するかもしれません。
でも、純フォロワーではないため成果に直結しない。
しかもSNSは継続・戦略・人的リソースが必要です。
それを「誰かに任せておけば勝手に成果が出る」と考えるのは間違い。
外注しても、多くの場合は「見栄えのよいレポート」が届くだけで、売上は変わりません。
さらに言えば、職種によって伸び率も異なります。
職種による向き不向き
美容・飲食・アパレル | 👉 見映えがイイ(映える)=相性◎ |
建設・士業・製造業 | 👉 フォロワーが増えづらい=集客には不向き |
職種によってはどんなに時間をかけても成果が出ない。
だったら、その時間と費用をストレートに広告費に回したほうが、よっぽど効率的。
それでも、ホームページは必要
ここまで読んで「じゃあホームページなんかいらない」と思った方。
それも間違いです。
広告を見た人は、必ず検索します。
そこで企業のHPが出てこない、または内容がスカスカだったら――
それはもうアウトではなくゲームセット💦
信頼を一瞬で失います。
予算がないなら「自分で作る」しかありません。
無料ツールで十分。ペライチでもWixでもNotionでも。
最低限の受け皿は必要です。
結論:お金をかける順番を間違えない!
集客したいなら、まずは「宣伝」に予算を割くべき
ホームページ制作は余裕ができてからでいい
それまでは簡単なページで受け皿を作っておくこと
予算がない状態で、見栄えのいいHPを作っても売上は上がりません。
大事なのは、順番。
それを間違えたまま進んでも、良い結果にはなりません。