最近、こんなやりとりをよくします。

LPって、スマホ向けのサイトでしょ?
縦長になった1ページサイトのことでしょ?

間違いではないですが・・・💦

LPを使っている会社は成果が出てますよね?

たしかにそうですが・・・💦

ウチもLPでサイトをつくれば集客できるよね?

いやいや、それは違います!
LPは集客のためのサイトではありません
ペライチのLPでサイト運用をしようとするスタートアップ企業が増えてきました。
でもその場合、集客は絶望的となるんです。
なぜなら、LPは検索エンジンからの集客はほぼ期待できないから。
本来、ペラサイトは集客を目的にしていないから。
なぜ、ペラサイトが集客できないのか
1.コンテンツ量・質が圧倒的に不足
Googleは「専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)」を重視
ペラサイトは基本的に1ページだけで深い情報がない → 「このサイトは信頼に足る情報源だ」と判断されない
2.被リンクが集まりにくい
ペラサイトには他サイトがリンクを貼る価値のある情報がほぼ存在しない
被リンクはSEOにとって極めて重要なシグナル
3.内部リンク構造がない
通常のウェブサイトは複数ページで構成され、ページ同士がリンクし合っている
ペラサイトではその構造がない → SEO的に不利
4.キーワードのカバー範囲が狭い
多くの検索キーワードに対応するためには、多様なページや内容が必要
ペラサイトは1キーワード・1訴求に最適化されていて広がりがない
その結果、どうなるのか!
集客できないから、アクセスを増やすには広告出稿に頼るしかない
→ 広告費が尽きたら売上もストップ
→ LTV(顧客生涯価値)が低ければ赤字も
そもそもLP(ランディングページ)とは何か?
多くの方は、LP(ランディングページ)を「1ページ完結型のサイト」「ペラサイト」と認識しています。
それは間違いではありませんが、本質は「なぜペラサイトなのか?」という点にあります。
LPとは「広告やSNSなどを通じて集客したユーザーを、申込みや購入といった行動に導くためのページ」のこと。
つまり、LPは “商品やサービスを知ったあと” に訪れる、最終的な意思決定を後押しする場所です。
そのため、LPに求められるのは、商品の再確認と、購入・申込みまでのスムーズな導線設計。
それだけで十分だからこそ、情報を絞り込んだ「ペラサイト」という形が最適なのです。
また、このようにユーザーを意図した行動(購入や成約など)に促すことを「コンバージョン(CV)」と呼びます。
つまり、LPは「集客装置」ではなく、「コンバージョン装置」。
言い換えれば、申込み誘導装置であり、成果を獲得するための仕組みです。
そのためLPをメインサイトとして活用する場合、広告やSNSなど外部の集客チャネルに依存することになります。
LPをメインサイトするのなら
どうしてもペラ1ページのサイトがイイというのであれば、別の集客装置が必要になります
以下の方法があります。
② SNSやYouTubeなど外部メディアとの連携でトラフィックを補完
③ LPとは別にコンテンツマーケティング用のブログやコラムを設置
最後のコンテンツマーケティング用ブログについてはまた別記事でご紹介します。