目的を押し付けるな! あなたと私のゴールは違う

経営セミナーでも自己啓発セミナーでも、必ず耳にする言葉があります。

 「目的を持つこと」

 「あなたの目的はなんですか?」

正直、鬱陶しかった。

なぜなら「私には目的がない」から。

でも最近になって気づきました。

目的がなかったわけじゃない。

世間一般で語られる「目的」と、私の目的が違いすぎて、それを目的だと認識していなかっただけ。

そう、あなたの目的と私の目的は違うんです。

遠くまで走ることが目的とは限らない

「投げ出さない人だけが、遠くまで走れる」

というバンダイナムコ 河野社長の記事を先日見つけました。

でも、有料記事のため、実は読んでません (笑)

ただ、タイトルからなんとなく内容は想像できます。

きっとオモシロイ記事なんでしょうね。

それでも、お金を払ってまで読もうとは思わなかった。

タイトルが私に刺さらなかったから。

遠くまで走ることが私にとってのゴールではない から。

……

「お金持ちになりたい」

「起業して会社を大きくしたい」

「売上を伸ばしたい」

経営セミナーの受講者が講師に言わされがちな目的です。

でも、必ずしもみんなが一緒ってわけではない。

必ずしもご大層な目的である必要はい。

私はそう思うんです。

会社でも、

「会社が儲かれば、従業員にも還ってくる。だから頑張ろう!」

なんて言われます。

でも「業績を上げたい」は、まず社長や役員の目的。

そう、同じだと決めつけるのは違うと思うんです。

登山したからって、頂上を目指すわけでない

以前、愛知の乳岩狭へハイキングに行ったときのことです。

ここには「愛知の屋久島」と呼ばれる景色があるんです。

エメラルドグリーンの渓流と、濃い緑に囲まれた景色。

私はそれが見たかった。

ところが、その景色。

登山が始まる前に見れてしまうんです。

その先に鍾乳洞といった有名な見どころがあるのですが、私は寄りませんでした。

「もったいない」

周りからそう言われました。

でも、私にとっては全然。

だって、私は見たかったものを、もう見たんだから。

……

私はたまに、こういったハイキングや登山っぽいことをします。

でも、頂上へ行ったり、コースを1周するのは稀。

その時間や道中を楽しむことが目的だから。

実際、頂上からの景色を見ても、

「雑誌やテレビで見たのと同じだな」

と思うだけだったりする(笑)

ハイキングだからと言って、誰もが頂上を目指しているとは限らない。

これって、仕事、さらには人生も同じじゃないでしょうか。

目的達成は成功でしょ!

お得意様の社長が、以前から

「バイク喫茶をやりたい」

と言っていました。

それが昨年、ついにオープン。

開店の数日後に私も行きましたが、料理が出てくるまで1時間かかるなど苦戦しておりました。

そのせいか、SNSや口コミ欄ではかなり叩かれたようです。

周りからも、

「完全に失敗してるよね」

「もって1年じゃない」

なんて声もありました。

でも、私はそうは思わない。

むしろ成功でしょ!

だって社長は「バイク喫茶で儲けたい」なんて言ってない。

「バイク喫茶をつくりたい」という目的を達成している。

そう、目的が違えば「成功」の形も変わってくる。

私の目的

私が起業したのには、以下の4つの理由があります。

① 家で仕事がしたい
② 通勤に時間を費やしたくない
③ 人間関係に悩まされたくない
④ ゆるい生活がしたい

でも「目的は?」と聞かれると、年収や売上、会社の成長みたいな答えを求められている気がして、

「私には目的がない」

と答えてました。

でも、①〜④だって立派な目的。

しかも①〜③は、起業した時点ですでに達成してるんです。

なので今の目的はこの現状維持と残った④

ただ、ありがたいことにたくさん仕事をいただけ、土日も休まず働いてる状況。

④の「ゆるい生活」のためには、もう1つ工夫がないと無理かな。

やはり目的は必要だと思う

「目的を持つこと」

これは間違ってないと思います。

でも、その目的を先生や講師が押し付けるものではない。

社長の目的と従業員の目的も違う。

遠くまで走りたい人は、走ればいい。

山の頂上まで行きたい人は、登ればいい。

途中の景色を楽しみたい人は、立ち止まればいい。

私が、自分の目的に気づいたのは最近のこと。

でも振り返ってみれば、無意識に目的にための行動を起こしていた。

今は、目的が見えたからこそ、そこに向かって意識的に行動しています。

結局、大事なのは「立派な目的」を掲げることではない。

行動すること。

「何もしない」ってことが目的でない限り(笑)

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