このヨドコウのCM、知ってますか?
別にキムタクファンってわけじゃないけど、カッコいい♪
映像も雰囲気もいい!
そして見終わったあとに思った。
「ところで何のCM?」
気になって調べてみる。
「へ~、鉄鋼メーカーなんだ・・・」
ハッ!
思わずググってしまった💦
完全にヨドコウの思うツボだ (笑)
きっと同じように検索した人もいるんじゃないでしょうか。
………
CMを見て、
「何の会社?」
「何をやってる会社?」
と気になるときってありますよね?
そう、この感情を働かせるだけでブランディングは成功してるんです。
あえて全部を説明せず、興味を持たせる。
これは、ティーザー型(焦らし型)というブランディング手法の1つなんです。
ブランディングとは
ブランディングと聞くと「認知させること」と言う人が圧倒的多い。
そういう人が決まって言うのが
「ハンバーガーと言えばマクドナルドのように」
間違いではないけど、それは手法の1つにすぎない。
ブランディングとは
「相手(顧客)にどう思われたいかを設計し、その通りの共通イメージを持ってもらうための活動」
なんです。
つまり「選ばれる理由」を相手の中に作る活動 ということ。
そして、その手法として以下の4つがあります。
1. ティーザー的ブランディング(焦らし型)
「ティーザー(Teaser)」とは「じらす人」という意味。
情報をあえて隠すことで、好奇心を刺激し、相手に自ら動いてもらう手法です。
特徴: 「何これ?」「どうなるの?」という違和感や謎を作る。その結果、SNSでの拡散や検索を誘発し、記憶に深く残させる。
例: ヨドコウのCM。木村拓哉さんを起用しつつ、製品を出さないことで「ヨドコウって何?」という検索行動を生んでいる。
2. エモーショナル・ブランディング(感情共感型)
製品の機能ではなく、そのブランドがあることで得られる「感情」や「ライフスタイル」を表現する手法です。
特徴: 「感動」「憧れ」「安心」などの感情に訴えかける。
例: NIKEのCM。NIKEが靴のクッション性を説明することは稀です。代わりに、困難に立ち向かうアスリートの姿を見せ、「挑戦する素晴らしさ」という感情をブランドに結びつけます。
3. ストーリー・ブランディング(物語型)
ブランドの背景、創業者の想い、苦労話などの「物語」を伝える手法です。
特徴: 「なぜこの商品が生まれたのか」という文脈でファンを作る。
例: パタゴニア。単に服を売るのではなく、環境保護に対する信念や活動を物語として発信することで、その理念に共感する強い支持層を作っています。
4. マインドシェア・ブランディング(第一想起型)
「〇〇といえば、これ」というカテゴリーの代表として認知を定着させる手法です。
特徴: 圧倒的な露出と一貫したイメージで、脳内のシェアを奪う。
例: 「コーラといえばコカ・コーラ」 「ハンバーガーといえばマクドナルド」
これらは機能説明を越えて、もはや生活の「インフラ」のような安心感を提供しています。
「お値段以上、ニトリ」など、フレーズや曲を無意識に口ずさむ状態もこれになります。
ブランディングで最も重要な一貫性
「作った認識を定着させ、信頼に変えるための条件」
その一貫性が最も重要。
わかりやすくすると…
相手に持ってもらいたいイメージや期待を裏切らないこと
高級レストランなのに…
店員の言葉遣いが雑
椅子も引いてくれない
店内BGMが騒がしい
となると「高級」というイメージが崩れます。
先の4つの手法が「種まき」だとしたら、一貫性は「水やり」ですね
最後に
ブランディングと言うと、大企業の話に聞こえるかもしれません。
でも実際は、
「この会社は信頼できそう」
「この人に頼みたい」
という認識を作ることなので、規模なんて関係ありません。
また、そのキッカケは必ずしも商品やサービスとは限らない。
ヨドコウのCMを見て改めて思いました。
人は説明では動かない、興味を持ったときに動く。
私がまんまと検索させられてように(笑)