
AIOの状況を確認する際の指標として、主に次の3つがあります。
② 関連する質問
③ ナレッジパネル
この中で最も表示が難しいのが、②の「関連する質問」です。
なお、それぞれの要素の詳細については、別の記事で詳しくご紹介しています。
なぜ「関連する質問」が出にくいのか?
「関連する質問」は、AIが “ユーザーの次に知りたくなること” を自動生成する仕組みです。
つまり、ネット上にある程度の質問とそれに対する回答が存在していることが前提。
自社サイト内で完結する①や③とは異なり、②は第三者の質問データに依存しています。
そのため、自社の努力だけではコントロールしにくい要素です。
対応する裏ワザとは?
ズバリ!
👉FAQ(Q&A)の自作自演
AIが本来生成する「質問と回答」を、こちら側で先回りして用意するという発想です。
あらかじめ “質問の種” を仕込んでおくことで、AIO精度の向上と検索上での露出拡大が期待できます。
これには2つの方法があります。
① サイト内にFAQ欄を設ける
まず1つ目が、自社サイト内に「よくあるご質問」ページを新設する方法。
例:
・SD BROS MOTORCYCLEはどんな会社ですか?
・CR-1と他社のコーティングの違いは?
・CR-1の効果はどの程度つづきますか?
このように “自社名+疑問形” や “サービス名+疑問形”質問を設ける。
すると、AIが関連性を強く認識します。
また「一問一答」形式で簡潔にすこと。
AIが認識し易くなります。
「〜とは?」だけでなく、「どうやって?」「なぜ?」「どこで?」といった自然な疑問文も効果的。
関連質問の幅を広げることができます。
Googleの「FAQPage」構造化データを使うこと!
質問と回答をただ並べてもAIがFAQと判断できない場合もあります。
そのためにプログラム内にGoogleが推奨するコード(命令)を付け加える必要があります。
なお、最近のワードプレステーマの場合、FAQの項目が用意されており「FAQPage」構造化に対応されています。制作会社に「FAQ構造化データを使って」と言えば伝わるはずです。
② Googleマップの「質問」機能を利用する
Googleマップを社名で検索すると左側に会社情報がでます。
それをスクロールすると「質問してみましょう」と出てきます。
ここにユーザーを装って質問をいれます。
この自作の質問に公式として丁寧に回答するわけです。
また、お客様やファンにも投稿を促す。
SNSやサイトに「Googleマップでも質問OKです」と案内しましょう。
定期的な更新が望ましいので、新サ-ビスが出た際は追加しましょう。
③ SNSに質問形式の投稿をする
SNSでも可能であればFAQの投稿をしましょう。
例えば「先日こんな質問がありました」といった形でさりげなくQ&Aを載せるのもアり
最後に
これらの作業を行っても「関連する質問」が表示される保証はありません。
ただし、AIOの状態が上がることは間違いありません。