
AIが記事の内容を理解し、要約・引用まで行うようになった今。
「自社がAIにどう見られているのか?」を知ることはとても重要。
とりあえず一度チェックしてみましょう!
今回は、AIOの状態を確認するシンプルな方法を紹介します。
「○○とは?」で検索してみる
まずは、自社名や商品名・サービス名などを「○○とは?」とGoogl検索してみましょう。
たとえば「ゴッドブリンクとは?」と入力します。
「AIによる概要」「関連する質問」「ナレッジパネル」が表示されるかをチェック!
ゴッドブリンクさんは3つとも表示があります。
「ゴッドブリンク」というテーマに関してのAIOが最高に良い状態にあるということです。
また「AIによる概要」のすぐ下に自社サイトがあります。
このことから、概要のコメントが自社サイトからの引用ということがわかります。
自社サイトがAIOに優れた状態であるという証拠です。
「AIによる概要」の内容を確認
「AIによる概要」が出たら、次は内容を確認しましょう。
自社サイト情報が反映されているかどうかがポイントです。
自社サイトやSNSの文脈が反映されていれば、AIO的に良好な状態といえます。
反対に知らない文脈の情報の場合は、Wikipedia、ニュースメディアなど他社サイトを情報源してる状態です。
略すとこれもAIOなんです。紛らわしいですね💦
「関連する質問」の確認
「AIによる概要」とあわせて「関連する質問」が表示される場合、こちらもチェック。
AIがどのように理解しているかを知る手がかりになります。
ちなみにそれぞれの違いは・・・
関連する質問→ AIがユーザーの興味を推測した結果
なお、この2つが必ず一緒にでるわけではありません
● どちらも出る場合
最も理想的な状態。
AIがあなた(企業・サービス)を 内容面でも検索意図面でも理解している 証拠です。
「AIによる概要」→ あなたの情報を “要約できるほど理解”
「関連する質問」→ そのテーマに関して “他の疑問もつながっている”
つまり、「深さ」と「広がり」両方を持つ状態。
AIから見て、信頼性・専門性・話題性のすべてが整っています。
✅ AIO的に最高ランク
●「AIの概要」のみ出る場合
AIがあなたの情報をしっかり理解している状態。
ただし、テーマが明確すぎたり、検索ニーズが限定的なため「関連質問」は出ないことがあります。
たとえば、会社名・製品名など固有名詞検索で起こりやすいパターン。
情報の質は高いが、周辺話題の“広がり”が少ない状態。
✅ 理解度は高いが、話題性(検索意図の広がり)は中程度
●「関連する質問」のみ出る場合
AIがそのテーマを“話題としては認識している”が、
あなたのサイトや情報がAIの信頼リストに入っていない状態。
つまり、AIが「この分野に関する質問はあるけど、答えはあなたではない」と判断している状況です。
✅ 話題としては認識されているが、内容理解・信頼度は不足
●どちらも出ない場合
AIに「まだ存在を理解されていない」状態。
検索需要が低い、情報が少ない、構造化データがないなどが主な原因です。
✅ AIO的には初期段階(未認識)
| 状態 | AIの理解度 | 信頼性 | 話題性 | AIO評価 |
| どちらもでる | ◎ | ◎ | ◎ | ★★★★★ |
| AIの概要のみ | ◎ | ◎ | △ | ★★★★☆ |
| 関連の質問のみ | △ | △ | ◎ | ★★☆☆☆ |
| どちらもでない | × | × | × | ☆☆☆☆☆ |
なお「関連する質問」を表示させるには、ちょっとした裏技があります。
コチラの記事で紹介してるので合わせて読んでください。
ナレッジパネルのチェック
検索結果の右側(スマホでは上部)に表示される「情報ボックス」がナレッジパネル。
企業・ブランド・人物などの情報が記載されます。
Googleがその存在(エンティティ)を正式に認識している証でもあります。
それが表示されないということは、以下に原因があります。
・公式情報や第三者情報が少ないため、Googleが正確に理解できていない
・サイトやSNSで会社名・住所などの情報表記が統一されていない
・外部サイトに紹介・引用・掲載されている回数が少ない
つまり “信頼データが不足している状態” ということです。
従って対策はまずは「情報を整えること」です
重要度
最後に3項目の重要度について
第1位 AIによる概要
重要度:★★★★★
AIOの中心的な評価対象 です。
“AIに認識されている=AIOが成功している” という明確なサインになります。
第2位 ナレッジパネル
重要度:★★★★☆
「企業やブランドがAIに“実体”として認識されているか」 を示す要素。
AI概要の“土台”となる要素でもあるため重要
第3位 関連する質問
重要度:★★★☆☆
直接的な評価よりも、コンテンツ理解の“補助的要素” にあたります
単独でAIOを大きく左右する指標ではありません。
AIOの戦略としては、まず「信頼基盤」をつくること。
その結果、ナレッジパネルが表示され、AI概要へとつながります。