最近、デジタル名刺なるものがあります。
スマホをかざせば、名前も会社名も連絡先もSNSも表示される。
紙もいらない。
情報の変更も簡単。
非常に便利ですね。
合理的に考えれば、紙の名刺なんていらなくなるのかもしれません。
でも、私はどうも好きになれない。
理由は単純。
つまらないから。
記憶に残らないから。
名刺がつまらないと、会社までつまらなく見える
名刺は会社の看板です。
つまらない名刺を見ると、
「この会社(人)もつまらないのかな?」
なんて思ってしまいます。
もちろん、完全な偏見ですが (笑)
でも、人の印象なんてそんなもの。
ペラペラの安い紙。
片面印刷。
さらに自社のプリンターで印刷したような名刺。
それだけで、
「ああ、この程度か…」
と感じてしまう。
実際の会社がどうなのかは関係ありません。
名刺から受けた印象が、そのまま会社の第一印象になってしまう。
だから名刺って、やっぱり侮れない。
とはいえ、凝ったデザインがいいわけでもない
高級な紙に、名前だけ。
そんな名刺もあります。
「何してるんだろう?」
と名前を ググらせたら成功!
情報をあえて全部見せず、興味を引く。
ティーザー的なブランディングの手法です。
ただし、これには致命的な弱点もあります。
すぐに検索してもらえなかった場合、おそらくその後も検索されることはないでしょう。
名刺ホルダーを開けても、何してるのかわからないと素通りされる でしょうね。
そう考えると、
名刺の印象で業務がイメージできるのは効果的
以前、筆文字で名前がドーンと書かれた名刺をもらったことがあります。
かなり印象的でした。
何の仕事か尋ねると、ライターさんでした。
なるほど!
文字を扱う職業だから、文字そのものを主役にしているわけですね。
これは覚えますね。
また、こういう 覚えやすいものは、思い出しやすくもある。
だから、
「そういえば、ライターさん知ってるよ」
と、人に伝えることもできる。
覚えやすい → 思い出しやすい → 人に伝えやすい
こんな効果をもたらす名刺ができたら最高ですね。
……
実は、ウチでも名刺デザインをやってるんです。
ただし、ホームページの依頼をしてくれたお客さん限定です。
それで1つ気付いたことがあるのですが、
ホームページに詰め込む人は、名刺にも詰め込む
ホームページ制作で、
「あれも載せたい」
「これも入れたい」
こういう人は、名刺を作るときも同じなんです。
そして、決まって詰め込みすぎになる。
あれも、これもで、どんどん文字が小さくなっていく。
もう、読めないぐらい小さい(笑)
「これはさすがにダメでしょ」
と思うのですが、本人は大満足。
こういうのって結局、自分の「見せたい」ばっかりなんですよね。
別の記事でも書いてますが、
やはり ユーザーファースト になってないと閲覧されません。
さきほどの
覚えやすい → 思い出しやすい → 人に伝えやすい
の前に「見てもらう」があるんです。
で、そのためには「見やすさ」が必要なんですよね。
名刺管理はデジタル管理
最後にデジタル管理アプリについて。
いろいろ試した結果、私は「myBridge」に落ち着きました。
正直、名刺管理アプリなんて、どれも大差ありません。
myBridgeを選ぶ理由も
「メッチャいい!」
ってわけではなく、ストレスを感じなかったから。
でもこれも、以前の話。
今なら Googleドライブ で名刺管理できちゃう。
まぁ、今後しばらくはこの一択ではないでしょうか。
……
紙でもらって、デジタルで管理する。
逆に、デジタル管理してるものを、紙に出力する。
やっぱり、直接見るものってアナログのほうがイイんですよね。
だからこそ、名刺っておろそかにできないものだと思います。