ホームページを制作の際、
「サーバーはどうします? ドメインは?」
という私の質問に対し
「よく分からないから全部お任せします!」
よくある回答です。
全部オマカセも、もちろんOK!
ただし!
「よくわからないから」はダメ!
ドメインだけは「誰が持っているのか」を把握しておいたほうがいい。
できれば、自社で取得して、自社で管理する ことをオススメします。
なぜならドメインは、単なるホームページのURLではないから。
場合によっては、ホームページそのものより、ドメインを失うほうが大変なことになります。
そもそもドメインとは?
Webサイトを識別するための名前のこと。
よく インターネット上の住所 に例えられます。
たとえば、これ👇
webstylix.com
これが弊社のドメインです。
このドメインを使って、ウチのサイトへアクセスされます。
なお、ドメインは、一度使い始めると、簡単に変更できません。
ホームページは作り直すことができます。
サーバーも引っ越すことができます。
制作会社だって変更することもできます。
でも、ドメインはそうはいかない。
変更すること自体は可能です。
でも現実的に変更が難しいのは、ホームページ以外にも使われてるからです。
たとえば、このメールアドレス。
info@webstylix.com
「@」より後ろにドメインが使われてるんです。
そのため、ドメインを失うとホームページだけでなく、メールまで影響を受けることになります(※)
さらに、名刺、パンフレット、会社案内、SNS、各種Webサービスなど…
いろいろな場所にホームページのURLやメールアドレスを掲載しているでしょう。
取引先のアドレス帳にも登録されているかもしれません。
長く使えば使うほど、そのドメインは会社と結びついていきます。
だから私は、
ドメインは単なるURLではなく、デジタル資産の一つ
と考えています。
実際、ドメインは売買されてもいるんです。
(※) そのドメインを使用していないメールアドレスには影響ありません。
ドメインの種類
ドメインには、さまざまな種類があります。
これらは、もともと国や組織、用途などを区別するために作られたものです。
たとえば「.jp」なら日本、「.com」なら商用、「.org」なら組織・団体といった具合に。
そう、ドメインを見ることで、そのサイトの国や運営組織、目的などをある程度イメージできるわけです。
ただ、現在では用途を問わず使えるものも多くなってます。
| 種類 | 特徴 | 向いている人・組織 | オススメ度 |
| .jp | 日本を表すドメイン | 国内企業・個人 | ★★★★★ |
| .co.jp | 日本の法人など取得資格が限定される | 株式会社・合同会社など | ★★★★★ |
| .com | 世界的に広く使われている定番 | 企業・個人・サービス | ★★★★★ |
| .net | 元々ネットワーク関連向け。現在は幅広く利用 | IT・Web系など | ★★★★☆ |
| .org | 元々非営利組織向け。現在は幅広く利用 | 団体・コミュニティ | ★★★☆☆ |
| .info | 情報提供をイメージしたドメイン | 情報サイトなど | ★★☆☆☆ |
| .biz | ビジネス用途を想定 | 企業・事業者 | ★★☆☆☆ |
| .site | 比較的新しい選択肢 | 希望する名前が空いてない場合 | ★★☆☆☆ |
| .online | 比較的新しい選択肢 | 希望する名前が空いてない場合 | ★★☆☆☆ |
どれを選べばいいか迷う場合、
一般的な会社やサービスなら「.com」「.jp」
日本法人なら「.co.jp」あたりから考えればいいと思います。
ただし、ドメインによって取得条件や更新料金などが違います。
特に安い料金で取得できるドメインは、2年目以降の更新料金も確認しておきましょう。
SEOに強いドメインは?
「.comのほうがSEOに強い」
「.jpならGoogleで上位表示されやすい」
そんな話を聞いたことがあるかもしれません。
ハッキり言いますが、そんなものありません!
SEOを考えるなら、ドメインの末尾より、中身を充実させましょう。
使いやすさ、情報の質などを向上させるほうがよっぽど効果があります。
ただし、国を表すドメインには意味がある。
検索エンジンが地域を判断する材料になることがあります。
なので、SEO目的でドメインを選ぶというより「誰に向けたサイトなのか」で選びましょう。
ドメインは自分でもつべし!
ここからが、一番伝えたい話です。
まずは、ホームページのリニューアル「あるある」です
webstylixドメインはどちらで管理されていますか?



…知らない



管理画面のログイン情報はありますか?



…知らない



・・・💦
確認してみると、ドメインが制作会社側のアカウントで管理されていた…
これでは制作会社を変更する際に、ドメインの移管手続き(※)が必要になります。
もちろん、制作会社がきちんと対応してくれれば問題ありません。
でも、実際にこんなトラブルが多い!
・連絡が取れなくなった。
・会社がなくなった。
・担当者が辞めて分からなくなった。
・移管に協力してもらえない。
こうなると、なかなか話が進まない。
だからこそ、
ドメインは自分で管理しましょう。
少なくとも 誰が管理しているか は知っておくべき。
ドメインを失った場合
「ドメインを取り直せばいいんでしょ」
簡単に言われる方もいますが、これがなかなか💦
前にも言ってますが、ホームページやメールだけでなく、名刺、パンフレット、会社案内、SNS、各種Webサービスなども変更が必要になります。
登録してる取引先にも迷惑をかけることになる。
さらに怖いのが、失ったドメインが第三者に取得される可能性があること。
長年使ってきたドメインほど、失ったときの影響は大きい。
だからこそ、ドメインの管理はしっかりやりましょう
まとめ
自社のドメインについて、次のことを確認してください。
・どこのサービスで取得・管理しているのか
・契約・登録情報はどうなっているのか
・管理画面へログインできるのか
・更新料金は誰が支払っているのか
・自動更新になっているのか
・制作会社を変更しても引き継げる状態なのか
これだけ把握できておけば安心です。
……
制作会社にドメインの設定や管理作業をお願いすること自体は問題ありません。
専門分野は専門家にお願いすればいい。
ただし、何も知らないはダメ!
ホームページも、サーバーも、制作会社だって変更できます。
でも、ドメインは一生もの。
だからこそ、
ドメインは自分で持つべし!
最低でも、
誰が、どこで、どう管理しているのか、
これだけは、ちゃんと把握しておきましょう。




